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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

給排水について 

「水圧調整は済んでいますから」

長かった建築工事がようやく終わって待ちに待った引き渡しが目前に迫ってくると、検査もそこそこに早く引き渡しを受けたくなります。しかし引き渡し前には入念な施主検査が重要なのは言うまでもありませんね。
さて、施主検査では家中の建具や設備機器の仕様や使い方の説明を受ける事になりますが、給排水についても担当者が台所や洗面所、トイレなどの水栓をひねって水やお湯の出を確認しながら「はい、このようにちゃんと出ますね。水圧調整も済んでいますから」というような説明をすることになるでしょう。
この時の水圧調整というのは、水やお湯の出具合のことで簡単にいえば「ザーッと勢い良く流れるかチョロチョロとしか流れないか」というような流量調整のことです。水圧を調整することにより各水栓の流量をコントロールできるからです。

住宅においては一般的に3箇所の水圧調整場所があります。一番元になるのは道路から敷地内に引き込まれる水道メーター横にある止水バルブです。このバルブを調整することにより宅内全ての水圧をコントロールできます。一番最後は普段使う水栓自体についている調整ハンドル(コックとかバルブともいいますが)です。そしてもう一つ、あまり目立たないのが各水栓の根元につている止水栓(止水バルブともいいますが)です。水栓の修理や交換をする際はこの止水栓を遮断して行なうことになりますので必ずついているはずのものです。
引き渡し前に 、水道工事業者が使う場所に応じて適度な流量となるべく事前に水圧調整しておくのは当然のことで、通常はメータ部の止水バルブは大きく開放しておき各使用場所に応じてこの止水栓によって水圧調整して引き渡すことになります。

施主検査では施主の方も水が出るか出ないかをチェックするだけでその水圧まで気にすることは少ないと思いますが、一般的には少し高めの水圧(勢い良く出る側)に設定されていることが多いと思います。なぜならば、最終的には水栓ハンドルの操作加減で流量は変えられますし、水量不足について文句を言われる事があっても勢い良く出る分には文句をつけられることは無いからです。

でも本当はこのときにそれぞれの使用場所において水圧を確認してから引き渡しを受けることをおすすめします。
なぜなら、使う人、使う場所、使う器具に応じて適する水圧が異なるからです。
たとえば台所の水栓はひどい汚れを落とすためにある程度の勢いが必要なはずですが、トイレの手洗いは勢いがつよいとはねた水が手洗い器から飛びだしてしまいます。水栓器具によっても、回転式のハンドルは細かい調整がし易いのですがレバーハンドルはそうではありません。使う人によっても、小さい子供やお年寄りも微妙な手加減は難しいと言われています。

止水栓の調整はあとからでも自分でもできますが、配管系統のぐあいによっては大元の止水バルブの調整が必要になる場合もありますし、お湯の場合は給湯器も絡んできますので、できるだけ引き渡しの段階で自分の家族や使い方に合わせてしっかりと調整してもらうようにしたいものです。


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