・!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">" 応接室は無駄な部屋|家づくり注意書!
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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

設計、間取りについて 

「応接室は無駄な部屋」

昔は一戸建ての住宅を訪ねると、玄関脇に設けられた応接室に通されることが多かったような記憶があります。
広さは6畳から10畳ぐらいでしたでしょうか、
三人掛けのソファと一人掛けソファが二つという応接セットが置かれ、そのテーブルには来客用のタバコケースとライター、そして立派な灰皿が並んでいたものでした。額入りの絵画が壁にかけられ、熱帯魚の水槽と観葉植物が落ち着いた雰囲気を醸し出しているお宅も結構多かったように思います。

まあ、こんな応接室があると、和室中心の日本家屋で畳の上に寝転んでテレビを見ながらくつろいでいる時などに急な来客が有った場合でも慌てなくてもよいので、それはそれで便利な部屋だったわけですが、実際に利用される頻度はほとんどない部屋であったのも事実だろうと思います。

生活スタイルが変化してだんだんと畳敷きの部屋が少なくなり、茶の間がリビングという言葉に置き換わり、リビングセットが置かれる洋室が主となってくると、いざ来客が有った場合にも「リビングで応対できるようにしておけば応接室のような無駄な部屋は必要ない」ということになり、最近では各ハウスメーカーの標準的な間取り集にも掲載されず施主からの要望もないという部屋になってしまいました。
「応接室」という言葉も、一般住宅においては、ほとんと死語同然になったような気もします。

さて、では本当に応接室は必要なくなったのでしょうか?

確かに、昔のように独立した応接室を限られた予算や広さのなかで設けるのは無駄といっても良いかもしれません。
(勿論、それなりの必要性がある場合や予算的に問題のない方も多くいらっしゃることとは思いますので、在るには在ったで結構なことですが)

しかし、リビングで接客するつもりでいても、新築したばかりの頃はいつ来客があっても対応できるように綺麗に掃除をして片付けられていても、遊び盛りの子供が騒ぎ出すようになったり、病気や怪我をして家事が滞るようになった場合などには、来客をリビングに通すわけにはいかない場合も出てきます。
必然、室内に上がってもらわないといけないようなお客様にも玄関先で応対したり、来訪の電話を断って外の喫茶店などで応対しないといけない羽目にもなりかねません。

そんな時のために、本当に小さくても良いので、いざというときの接客スペースを作って置かれることをおすすめしています。

玄関の中に4人が腰を掛けて話ができるようなスペース程度なら1畳の面積を追加すれば可能です。個室にしたければ、ソファーベッドを二つ置いて二人の来客が泊まれるようにした接客スペースなら4畳程度の広さでも可能です。そのソファーベッドの上に造り付けのベッドを設置すれば4人の寝泊まりにもだって対応できます。

「いつも使う部屋ではないから無駄」も間違いではありませんが、「いつも使う部屋ではないからいつでも綺麗にしておける」のも真実です。

若い方からは「来客と言っても友達ぐらいだし、それならリビングに通せば十分」という言葉もよく聞きますが、そのうちに近隣づきあいも、子供つながりでその親や学校の先生の訪問なども増えてくるでしょう。勤務先の同僚や上司が突然訪れることも無いわけではありません。
もし、少しでも予算と広さに余裕があれば、是非コンパクトサイズの接客スペースを考えてみられては如何でしょうか。



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