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マイホームの新築時に気をつけておきたい注意点

住宅設備について 

「取扱説明書はよく読んでおいてください」

説明図

家づくりの終盤には様々な住宅設備が取り付けられることになります。
照明、テレビ、電話などの電気設備、浴室、トイレ、キッチンなど水回り設備などなど。
そして家が完成して多くの住宅設備の取り付けも終わり、無事に建物の引き渡しを迎えると、それらの使用設備機器の取り扱い説明書を業者からドサッと手渡されて、こう言われることになります。

「こちらが設備関係の取扱説明書ですから、よく読んでからお使いください」

ご存知のように、取扱説明書というものはメーカーの法的責任を逃げる意味もあって様々な注意書きが並べ立てられていることもあり、とても精読してから機器を扱うというような状態にはなっていないが現実です。まあ、建築業者のほうでもいちいち取り扱いについて説明している暇はないし、その機器に精通しているわけではないので詳しい説明もできないし、かといって後でなにか有ったときの責任を問われても困るので、「説明書をよく読んで・・・・」という事になるのはよくわかります。
受け取る施主側としても、建物引き渡し時はバタバタしていて、設備の説明書などを悠長に読んでいる暇も余裕もないので、つい「わかりました」といってその説明書の束を受け取ることになります。
しかし、実際はあとでゆっくり読むなんてことはせず、どうしても必要な操作だけについてサラッと読み流す程度で、あとはタンスの中で長い眠りにつくことになります。

最近の設備はいろいろな便利な機能が盛り込まれてきています。そんな機能があることを知らなかった為にせっかくの機能を活用できないのはなんとももったいない話です。また、あらかじめ設定して置かないと適切に作動しないようなものもあります。
自動点灯機能付きの照明器具であることを知らずに常時点灯設定のままで、ずっと壁スイッチでオンオフを繰り返していたとか、洗浄便座のリモコンの乾電池が切れただけなのに故障だと思って修理業者を呼んで高い出張料金を取られたというような話は、あらかじめその設備に関する知識さえあれば防げる事です。

では、どうしたら良いかというと、やはり引き渡し時になるべくしっかりとした使い方についての説明を受けることです。
具体的には、「引き渡し時にはできるだけ詳しく設備の使い方説明を受けたい」という意思を建築業者に明確に伝えておくことです。たとえば、建築業者の現場担当者から説明を受けるよりも、その設備のメーカー担当者あるいは実際に取り付けた電気業者や水道工事業者から直接説明を受けた方がはるかに分かりやすい事でしょう。
その際に、その設備で一番多いトラブルはなにか、そのトラブルがあった時にはどう対処したらよいなど根掘り葉掘り聞いてみることをおすすめします。そうすれば先ほどの「リモコンの電池切れでよく呼ばれるんですよ」という話を聞けるかもしれませんし、電池交換の方法をその場で教えてくれることにもなるでしょう。

それから、災害時はとくにのんびり説明書を読んでいる暇などあるわけではないので、万一地震や火災が起きた場合の対処方法などもよく説明を受けておく必要があります。例えば感電ブレーカーやガスマイコンメーターの復帰方法とか、給湯タンク内の常備水の取り出し方などはよく理解しておくようにしたいものです。火災報知機の作動確認や誤作動時のリセットの仕方なども重要です。

「あまりしつこく質問するのも・・」などという遠慮はご無用です。説明する側だって真剣に聞いてもらえる方が却って説明のし甲斐があるというものですから。


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